2023年2月〜3月に実施したクラウドファンディングのご支援および2023年12月〜1月に岐阜市ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングによりいただいたご支援を使用させていただき、医療費支援を実施いたしましたのでご報告いたします。
<第6回医療費支援の内容>
今回は加茂郡・郡上市・高山市の計3件で支援を行いました。
加茂郡では、家に戻った5匹の子猫が繁殖し、多頭飼育崩壊寸前に。手術費用が出せず新たな4匹が生まれていました。不妊手術とともに、近隣住民への説明や行政との連携を実施。再発防止に努めています。

昨年8月、郡上市で高齢者宅に住む4匹の猫を手術しましたが、その後出産した母猫が確認されました。家族の協力で室内飼育環境を整え、地元ボランティアさんと連携し、母猫と子猫を保護しました。

高山市では10頭の不妊手術を実施しました。飼い主が認知症のため毎回説明が必要でしたが、無事完了。ケガをしていた猫も保護し、回復後に返還しました。周辺では多頭エサやり問題が続いており、今後も地域包括支援センターや行政と連携し、見守りを続けます。

<医療費支援の仕組み>
岐阜県動物愛護ネットワーク会議は、岐阜県内の多数の保護団体に会員として参画いただいています。
多頭飼育崩壊が発生した際は会員団体より専用フォームより申請を受け付け、内容を迅速に精査し、避妊去勢手術等に必要な医療費を支援します。
申請にあたっては、対象となる犬猫たち動物の頭数や飼育状況はもちろん、多頭飼育崩壊が起こった背景や社会福祉との連携状況など、根本解決のための内容の把握にも努めています。
引き続き、支援を必要とする動物たちと現場のために、
いただいたご支援を活用させていただきます。