2023年2月〜3月に実施したクラウドファンディングのご支援により、第3回の医療費支援を実施いたしましたのでご報告いたします。
<第3回医療費支援の内容>
今回は飛騨市と郡上市にて、医療費支援を実施しました。
飛騨市では未手術の雌猫2頭を飼育しており、外に出入りができる状態のため2頭ともが出産し、子猫8頭に。一斉手術に向けた保護を行い、10頭のうち6頭は保護・譲渡まで支援を行いました。また、市役所と連携し、家庭に向けた支援を行い再発防止の対策を講じました。
郡上市では、保健所からの協力依頼を受けて猫4頭へ手術を実施。出入り自由で世話をしていたこともあり、一部姿は見えたものの捕獲できなかった猫もいました。飼い主の認知症により正確な頭数を把握できない状況のため、今後も地域のボランティアが連絡を継続しつつ、猫の存在を確認次第支援できる体制を構築しました。
改めて、皆さまのご支援に感謝申し上げます。
引き続き、支援を必要とする動物たちと現場のために、
いただいたご支援を活用させていただきます。
<医療費支援の仕組み>
岐阜県動物愛護ネットワーク会議は、岐阜県内の多数の保護団体に会員として参画いただいています。
多頭飼育崩壊が発生した際は会員団体より専用フォームより申請を受け付け、内容を迅速に精査し、避妊去勢手術等に必要な医療費を支援します。
申請にあたっては、対象となる犬猫たち動物の頭数や飼育状況はもちろん、多頭飼育崩壊が起こった背景や社会福祉との連携状況など、根本解決のための内容の把握にも努めています。