2023年2月〜3月に実施したクラウドファンディングのご支援および2023年12月〜1月に岐阜市ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングによりいただいたご支援を使用させていただき、医療費支援を実施いたしましたのでご報告いたします。
<第5回医療費支援の内容>
今回は加茂郡・美濃加茂市・岐阜市の計3件で支援を行いました。
加茂郡では、猫が増え近隣からのご相談があった高齢者宅にて5頭の猫に避妊去勢手術を行いました。数ヶ月かけて行政や地区の自治会とも連携し、数ヶ月にわたる関係構築により支援者の方にもご理解をいただき、無事実施することができました。
美濃加茂市では、未避妊未去勢の猫12頭が暮らすご家庭の支援を行いました。ボランティアスタッフも駆けつけ11頭に対して避妊去勢手術を実施しました。部屋はゴミ屋敷状態でノミも多く、まずは暮らせる状態にする必要がありました。そのため部屋の清掃やノミ駆除などご自宅の支援も行いました。
岐阜市では、室内外飼いの高齢者宅にて、地域の方にもご協力いただき5頭の猫に避妊去勢手術を実施しました。またご近所への説明、餌やりの指導なども行いました。残り1匹の猫に去勢手術を行うため、引き続き支援を続けております。
<医療費支援の仕組み>
岐阜県動物愛護ネットワーク会議は、岐阜県内の多数の保護団体に会員として参画いただいています。
多頭飼育崩壊が発生した際は会員団体より専用フォームより申請を受け付け、内容を迅速に精査し、避妊去勢手術等に必要な医療費を支援します。
申請にあたっては、対象となる犬猫たち動物の頭数や飼育状況はもちろん、多頭飼育崩壊が起こった背景や社会福祉との連携状況など、根本解決のための内容の把握にも努めています。
引き続き、支援を必要とする動物たちと現場のために、
いただいたご支援を活用させていただきます。